個別漫画紹介#03 「Thisコミュニケーション」(六内 円栄)
こんにちは。
今回はThisコミュニケーションという漫画を語りたいと思いますが、まだ2巻しか出てないので、こんな設定だよというのだけ紹介したいと思います。
普通に1話目とか試し読みしていただいた方が早い気がします。
設定①敵「イペリット」
突如、地球から湧き出し人類を滅亡寸前まで追い込んだ生物。
長野県の山奥の研究施設を除き、地上は彼らの出す毒ガスに支配されている。
設定②研究施設
約80年前の大戦で作られた研究所。倫理観に欠ける研究内容のため、建物自体は地面の下に隠されており、イペリットの侵攻を免れた。研究者200名がその中で生活している。
主人公のデルウハが訪れるまで、地上が壊滅的な状態にあることを知らなかった。
設定③「ハントレス」
研究所が抱える6人の兵隊。人間離れした怪力を持つが、耐久力は普通の人間と変わらない。不死身。再生時に直近1時間の記憶が消えるという特徴がある。世界最後の軍隊。
登場人物①主人公「デルウハ」
軍人。計算高く、サラミとパンを食べる生活を守るためなら、どんな犠牲も厭わない。
【目的】
基地を守るため、ハントレス達に連携した攻撃を覚えさせたい。自分の印象操作のために平気で彼女たちを殺し、記憶を消す。
登場人物②「所長」
ハントレスを作り出した人。
軍事の指導者を欲していたが、デルウハのやり方には引いている。
登場人物③「ハントレス達」
元は普通の子供であり、施設により薬漬けにされ戦士となった。精神的に未熟で、自己の存在を肯定するために、とにかく他者を出し抜こうとする。
長女:いちこ
長女のため気配り上手だが、戦闘能力は低め。デルウハの大砲が倒れていることに気づいて修復するが、弱みを見せまいとしたデルウハに殺される。
次女:にこ
お調子者。サボり魔。
三女:みち
無口。帽子を被っている。
四女:よみ
戦闘能力が高い。生意気。戦闘中に誤ってむつを殺してしまい、デルウハに相談するも、早く立ち直るための手段として殺される。
五女:いつか
よみの仲間殺しを目撃したため、口封じとしてデルウハに殺される。
六女:むつ
ぼっち。イペリットの侵攻規模と仲間の犠牲が釣り合わないため、デルウハを疑っている。
(本作は六等分の花嫁と置き換えていただくことも可能です)
面白い点「怪力少女を頑張って殺す」
デルウハは普通の人間であるため、ハントレスとまともにやり合う力はない。
・主に不意打ち
・そいつだけ死ぬような作戦を立てる
イペリットという本命の敵がいる中で、忙しく暗躍し、ハントレス達を殺していく。
面白い点「殺ったあとに信頼度がUP」
思い通りの駒を作るため、ハントレスの印象を細かく気にするデルウハ。
殺した後「こういった言葉をかけるべきだった」と、都合の良いルートを探りながら、彼女たちの信頼を獲得していく。
以上のように何もかもバグっていて、今後の展開が非常に楽しみな作品です。
ぜひチェックしてみて下さい。