【オススメ漫画】レベルEを語る回
こんにちは。
結構前になりますが、「アメトーーク!」でハンターハンター芸人やってましたよね。
アレを観て気づいたんですが、「よくわからん」という理由で敬遠されてる作品って割と多いんじゃないかって勝手に思いました。
そんなわけで今回はレベルE
という漫画を紹介したいと思います。
1.レベルEってなあに
冨樫義博先生という漫画家によって描かれた少年漫画です。「幽☆遊☆白書」や「ハンターハンター」と同じ作者で、「レベルE」はその2つの間(「幽☆遊☆白書」の次であり「ハンターハンター」の前)に連載されていました。
コミックスは全3巻で、全13話でアニメ化もされています。
(アニメの出来はそこそこって感じです)
2.どんな漫画なのぉ?
- 作者: 冨樫義博
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1996/03/01
- メディア: コミック
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『HUNTER×HUNTER』の冨樫義博が世に問う異色の連作集! 宇宙一の天才的な頭脳と美貌、そして最悪な性格の持ち主・ドグラ星第一王子…人呼んで「バカ王子」。その魔の手から地球を守るのは…熱血健康優良野球少年7番レフト・筒井雪隆。襲い来る魔物の群れに…不承不承立ち向かう悪ガキ5人組。その智略を尽くした剣・棒・術・策! 塾があるのに…。塾か? 世界平和か? そして…廊下は走るな!
一人暮らしをする高校生が引っ越し先の新居に入ったら、宇宙人と名乗る頭のおかしな男が部屋に居た。
というのが1話の導入です。
ただコイツがマジの宇宙人でしかもある惑星の王子だった。オマケに記憶喪失。
研究所のお兄さんが探しに来たり
護衛の宇宙人が迎えに来たり
大騒ぎする展開。
そして、町で不良に絡まれた王子は、不注意から、地球に住んでいたディスクン星人の仲間を殺してしまう。
ディスクン星人は超好戦的な宇宙人で、彼らによって滅ぼされた惑星は数知れず。全く関係のない高校生・雪隆は、生きて帰ることができるのか!?
ここまでが1〜3話です。
ネタバレはしませんが、全てをひっくり返す驚きのオチが用意されています。
3.どこが面白いのぉ?
よく主人公が変わります。
1巻は雪隆と、遠足で宇宙人を目撃してしまった不良4人組。
どのエピソードも2〜4話で構成されていて、類を見ないおぞましい設定と、予測のつかないオチが魅力です。
本当に濃度が凄まじく、「ハンターハンターより面白い」という人も居るくらいです。
私もその気持ちが少しわかります。
4.なんでマイナーなのぉ?
難解で濃密。愛嬌の溢れるセリフも面白い。
では、なぜ、他2作と比べて知名度が低いのか。
ズバリ、字が多い
「ハンターハンターも字、多くね?」
と思いましたか。違う。比じゃない。
これはある人の日記を覗くシーン
2ページに渡り、話の解説がなされています。
読めるか!!小説か!!!
こういうシーンが多々あります。
コレは王子の自作ゲームの説明書
頭が痛くなる…。
そして、その濃密さゆえに、1ページでも読み飛ばしてしまうと話がわからなくなります。
すごく読みづらい。しかし、入り込むと抜け出せない、少数の人間のみが惹かれる沼を持つ作品なのです…。
まとめ
クセの強い漫画、レベルEをオススメしてみました。
ぜひ皆さん、お手に取る際は
気合を入れて、読んでみて下さい。
面白いので。たぶん。