【オススメ漫画】次にメディア化されそうな完結済み作品
こんにちは。
完結済みで、そこそこ知名度あって、でもアニメ化もドラマ化も映画化もされてない漫画作品を特集したら面白そうだと思い、書いてみました。
目次
1. アニメ化されそう(11作)
2.ドラマ化されそう(4作)
3. 実写映画化されそう(3作)
4. 世間が許さなそうな実写化(4作)
1. アニメ化されそう
エリア51 全15巻
ドラゴン、ゴブリン、イエティ、ネッシー、ガネーシャ、宇宙人……そんな世界中の「人ならざる者」をかき集め隔離した場所がある。そこはアメリカ51番目の州、「エリア51」と呼ばれている。表にいられなくなったワケありの人間、真鯉徳子、通称マッコイは、河童のキシローを助手としてリトルトーキョーの放棄された地下鉄駅にて探偵業を営んでいる。彼女はどうやら何者かを探しているようだが……!?
15冊出てますし、久正人さんは何作も漫画描いてますし、いつアニメ化されてもおかしくないと思います。内容も細かく章が分かれてるのでやり易そう。
惑星のさみだれ 全10巻
雨宮夕日はごく普通の平凡大学生だった……ハズが、ある日現れた喋るトカゲに「地球の危機」を救う協力を依頼される。拒否するまもなく、既に指輪と能力が与えられ、早くも敵に襲われてしまった夕日を救ったのはなんとお隣さんの少女・さみだれ。救世主の降臨と思いきや、実は地球征服を企む魔王だった……。平凡な日常と奇妙な世界が交錯する新感覚ご近所ストーリー!!
「アニメ化待ち」の漫画好きファンが多く居る作品に感じます。それゆえにかなりハードルが上がっている印象です。まあでも時間の問題でどこかがやると思います。
スピリットサークル 全6巻
桶屋風太は中学2年生。平凡な中学生生活だったはずが額に大きな傷のある美少女の転入生・石神鉱子の出現によって一変する事に! 壮大な輪廻転生スペクタクル!
僕はさみだれよりこっち派なので、先にスピリットサークルやる制作も出そう。『12話でやれる』のは大きいと思う。刻刻みたいな感じにならないと良いけど。
ひゃくえむ。 全5巻
俺はトガシ。生まれつき足が速かった。だから、100m走は全国1位だった。「友達」も「居場所」も、“それ”で手に入れた。しかし小6の秋、初めて敗北の恐怖を知った。そして同時に味わった。本気の高揚と昂奮を──。100mの全力疾走。時間にすれば十数秒。だがそこには、人生全てを懸けるだけの“熱”があった。
PV自体はめちゃくちゃ作り易そう。著者とにかく設定上手いので、漫画読まないアニメ側の人間も簡単に引っ張って来れると思います。ただ尺が微妙。
リュウマのガゴウ 全10巻
サンデーGXでの「正義警官モンジュ」でお馴染みの作者が描く世界を救う唯一の光「リュウマ」という名を継ぐ者たちの物語…壊れた世界を舞台に繰り広げられるフォークロアクロニクル!
良い長さのバトル漫画に思えます。知名度がどんな感じか少し分かりませんが。僕は著者を本作しか知らないので、モンジュ(12冊)とかが先でしょうかね。
星屑ニーナ 全4巻
星屑(ほしくず)クンはヒトではなく、ロボット。ニーナは可憐な女子高生。ふたりは出会い、そして、一緒に暮らした。この世界は不思議がいっぱい! 宇宙から降る雷魚、会話するサルの玩具、当たった3億円の宝くじ、そして、過ぎ行く時間。1年後、5年後、10年後。ロボットは歳を取らないが、人間はあっという間に老いていく。物語は、神の速度で、未来へと進んでいく!
時をかけ宇宙をかけるタイムスキップコメディ。本命は『アニメ映画化』です。五十嵐大介さんの海獣の子供パターンでやれれば。作画映えると思いますし、構成もまとめ易そう。ただ知名度が足りなすぎるか。
兎が二匹 全2巻
不老不死の女性すずと、彼女に寄り添い生きることを望む青年サク。だが想いが深まるほど、二人はすれ違っていく。さみしゅうて死にたくなる愛の物語。
これも『アニメ映画化』枠。この世界の片隅に、と同じようにやれれば。まず失敗しないと思います。この内容と尺で失敗はない。アニメ映画好きなんで、やって欲しいなあ。
BIRDMEN 全16巻
「一人の方が気楽だ」変わらない日常に不満をもらす日々を送る、中学生の烏丸英司。
ある日、学校中で広まる「鳥男」の噂が、彼の“変わらなかったはず”の日常を大きく変えていくことに…!?
前作の結界師が跳ねてるので、入れておきました。ただ尺として見た時に、めちゃくちゃ内容を省略されそうな感じがします。出てこないキャラ大量発生。あまり期待できない。
柔道部物語 全10巻
俺は三五十五(さんご・じゅうご)。高校に入学したばかりで何も知らない俺は、先輩たちの甘い言葉に乗せられて柔道部に入ることにした。ところが、入部したとたん、先輩たちの態度が豹変。シゴキはあるわ、坊主頭にさせられるわ、もちろん女の子との交流会なんて真っ赤なウソ。でも、一度やると決めた柔道だ。強くなってみせるぞ――!! 読み出したら止まらない!! 珠玉の本格柔道コメディ、第1巻!!
言ってしまえば寄生獣クラスの、古いけど知名度としては文句ない作品でないでしょうか。ただ漫画的な演出の魅力が強い作品なので、ちょっと難しい気はします。
1518! 全7巻
松栢学院大武蔵第一高校、通称・松武(しょうぶ)高は「文・武・楽」がモットー。
新入生の丸山幸(まるやま さち)はやりたい部活が見つからず、彼女の中学の先輩である生徒会長からの誘いで、生徒会の手伝いをすることに。そこでは幸が3年前に野球場で見かけた少年・烏谷(からすや)と、かつて野球少女だった生徒会長との運命的な再会があった。
まあ無いかなと思いつつも。アニメ制作側は学園アニメに飛びつくんじゃないかなーと、安易な予想です。ただ地味な良さなので、愛がないとやれない。今のところ大穴。
オゲハ 全3巻
中学生のキジはある夜、近所の公園で、人の大きさは十分にある“虫”の卵のような物体を見つける。キジは「それ」を突如として切り裂き、中にいた“生き物”を自宅へ持ち帰るのだが-----。
アニメ映えはすると思いますが、尺が足りませんかね。なんかの間違えで『アニメ映画化』までいければ。設定の衝撃ともに売れそうな作品ではある。
2. ドラマ化されそう
1122 全7巻
妻・相原一子。夫・相原二也。結婚7年目の仲良し夫婦。セックスレス。子供なし。そんな二人が選択したのは「婚外恋愛許可制(公認不倫)」。おとやには、いちこも公認の“恋人”美月がいる。美月との恋に夢中になり始めるおとやを見て、いちこにも変化が……。
「夫婦公認の不倫」これは絶対ドラマ業界好きですよね。偏見ですけど。最高の離婚とかやってるじゃないですか。絶対すぐやる。
A子さんの恋人 全7巻
29歳――半人前の大人たちが繰り広げる、問題だらけの恋愛模様。29歳のえいこさん。誰といっしょになるとか、どこで暮らしていくとか
――そろそろ決めなきゃいけない問題も増えてきた。 とはいえ、答えなんてすぐに出せない(出したくない!)わけでして……。 ああでもない、こうでもない、と思い悩むえいこさんの厄介な日々を綴った『A子さんの恋人』、 待望の刊行スタート!
日常的な場面が多いですし、心の声(ナレーション)がそこそこ重要な作品です。分かりやすい恋愛要素もあって、好きにいじり易い内容でないでしょうか。
バジーノイズ 全5巻
新時代の“音楽”ד恋愛”体験。「すきなもんいっこ、あればいい」――そう、思っていた。マンション管理人をしながら、趣味で音楽を奏でる「だけ」。“シンプルで完璧”な生活を送る清澄(キヨスミ)。しかし――清澄が出逢ってしまったのは、バンドマンに恋をする女・潮(ウシオ)。閉じた世界に流れ込む強烈な“ノイズ”が、清澄の人生を大きく変えてゆく―――
アニメ化よりドラマ化向きな内容な気がします。ただ音楽要素がありますね。ここ面倒くさそうなので、やる人居ないかなー。ただマイナー作品を拾うのがドラマな印象あるので捨てきれない。
アスペル・カノジョ 既刊10巻(連載完結)
新聞配達で生計を立てている売れない同人作家・横井の家へ、鳥取から突然やってきたのは「ファンだ」という少女・斉藤さん。彼女は見ているもの・感じている事・考えやこだわりが、他の人と違っていて……。これはそんな「生きづらい」ふたりが一緒に暮らして、居場所を探す、日々の記録。
こういった扱いづらい設定はドラマ化にお任せあれな印象です。基本部屋に篭り切りの場面が多いため展開作れなそう。そしてただのコメディには括れないので、話題にはなると思います。燃えそうだからやらないかも。
3. 実写映画化しそう
G戦場ヘヴンズドア 全3巻
2つの若い才能の運命的な出会い!人気マンガ家“坂井大蔵”の息子でありながら、その父を嫌って小説を書く町蔵と、大蔵に憧れてマンガを描く鉄男。やがて、2人は合作で漫画大賞に応募することに…。
ただの漫画家の話なので、実写でやり易そう。終盤にアニメ化不向きな過激な描写があるので、映画化かなあ。話題にはならない気がします。
ロッタレイン 全3巻
仕事・恋人・母親…全てを失った一(はじめ)の前に現れたのは、14年前 自分と母を捨てた父と、初めて会った血のつながらない義妹・初穂。初穂の母と弟とともに長岡で一緒に暮らすことになるが、家族を乱されることを恐れる初穂は一(はじめ)に敵意を剥き出しに。複雑な関係ながら〈家族〉になろうと歩み寄る一(はじめ)だが、少女と女性の間を行き来する美しい初穂に心奪われ……衝動と愛情が交錯する、ひと夏の儚い恋の物語。
観てないですけど小路啓之さんの「ごっこ」が映画化されてますし、このくらいはやれそう。中学生って設定は潰さないで欲しいですね。無理かなあ。
モンクロチョウ 全3巻
一番怖いのは“青春”だ!! ――岡部正也(おかべ・まさや)、高校2年生。女子にモテモテな「チャラ高」に通い、カラオケ、合コンと遊びまくり。見た目も悪くないので、超幸せな高校生活を過ごせるはずが……。幼なじみやヤリマン女に翻弄され、激しい劣等感に襲われまくり、日常で弛まずもがく! 欲と妬みと葛藤かき混ぜ、リア充もどきの青春地獄!
冴えない幼馴染の逆転劇。恋と性欲に振り回される人間関係。ちょっと実写で観たいです。脳内で話しかけてくる妖精の存在でコメディに持っていけそうなんで、世論も躱せそう。
4. 世間が許さなそうな実写化
ザ・ワールド・イズ・マイン 全14巻
本能のままに暴力を振るい続ける、狂気じみた謎の男 モン。そのモンに憧れ、破壊行動に協力する爆弾魔 トシ。旅を続けながら二人は爆破テロを繰り返す。時を同じくして、巨大な熊のような謎の怪獣「ヒグマドン」が突如日本に出現、圧倒的な力で人々を殺戮していく…。
新井英樹さん最高ですね。実写で映えそうな内容にしながら「やってみろ!」と言わんばかりの過激さ。死ぬまで漫画好きしか味わえない特権の作品であって欲しいです。
私の少年 全9巻
この感情は、母性?それとも--。スポーツメーカーに勤める30歳、多和田聡子は、夜の公園で12歳の美しい少年、早見真修と出会う。元恋人からの残酷な仕打ち、家族の高圧と無関心。それぞれが抱える孤独に触れた二人は、互いを必要なものと感じていく--。
禁断のラブストーリーにしては、現代の批判を買い過ぎてしまいそうな気がします。設定と『タイトル』だけみて騒ぐ連中が絶対に出る。そんな漫画じゃないんですけどね。
ワンコそばにいる 全3巻
28歳独身ОL・咲山さんは、最近飼い始めた「ワンコ」に夢中。名前はシロさん。 かわいくってやんちゃなシロさんとのふたり暮らしは、人生に疲れた咲山さんにとって最高の癒やし。 でも、他人には絶対言えない秘密がひとつ。 ……シロさんの正体は、年下の男子大学生・スミタくんなのだ! 今日も定時でおうちに帰ろう♪ スーパー・ポジティブ・ラブコメ!
こっちは大学生×OLなので、年の差はそこまで問題なし。ただ場面がひたすら狂気で、音響効果だけではまず誤魔化せない、ホラーな事態になると思います。人間に犬の役をやらせて良い訳がない。
辺獄のシュヴェスタ 全6巻
16世紀、神聖ローマ帝国。罪なき賢者が「魔女狩り」という名の迫害に遭った時代。魔女狩りを指揮する修道会の処刑で家族を失くした「魔女の娘」エラは、魔女の子供達を集めた女子修道院に収容された。激流のごとき変革の刻。聖母を形どった拷問具「鋼鉄の処女」と共に辿るエラの苛烈な運命を描く、サバイバル歴史大作…!!
アニメ化無理そうなんで実写化にしてますが、それでも厳しそう。拷問のグロはともかく、そこを『女性』と『少女』にすると、批判が集まりそう。そういう内容でないんですけどね。洋画なら可能性ありそうです。
こんなところで。調べていくと分かりますが、いま漫画作品は片っ端からメディア化に侵略されていて、どれもこれも一定水準まで売れればメディア化は時間の問題に思えました。
いずれはどの作品も何かしらの形態になると思います。オマケとして、調べていった過程で、「既にメディア化されてた」意外だったやつを書きます。
【アニメ化されてた】
最終兵器彼女 全6巻
観てないですけど、どこまでやったんだろう。最終回直前は絶対に描けないはず。
シグルイ 全15巻
して良い訳がない。
【ドラマ化されてた】
銀と金 全11巻
福本伸行作品への実写化に余念がないですね。思いっきり政治の汚職に触れてますし、電波にのらない気がしますが、上手くやったのかな。
恋のツキ 全7巻
ドラマ化って広いなと思えた理由①
ホームルーム 全8巻
ドラマ化って広いなと思えた理由②
【実写映画化されてた】
岳 全18巻
単純に知りませんでした。小栗旬さんでやったんだ。面白そうです。
フリージア 全12巻
面白そうですが、話題になってないこと考えると、そうでもなかったのかな。
愛しのアイリーン 全6巻
新井英樹さんって他に映画化されてますかね。宮本から君へがあったか。これもよくやったなと思う。観たくはない。
終わりです。
ありがとうございました。
【考察】ワンパンマン(原作)最強怪人ランキング
こんにちは。
タイトル通り、ワンパンマン(ONE様作画)の方で登場した怪人レベル竜で、どれが一番強かったのか考察したいと思います。
2021年1月22日更新の第137話までの内容に触れますので、未読の人は読まないでください。
1位 ガロウ(人間)
ガロウが1位なのは間違いなさそうです。戦闘においてサイタマを初めて感動させた、現状ただ一人の人物です。加えてクロビカリ、フラッシュを真っ向からねじ伏せる実力。頭ひとつ抜けています。
倒した人間:サイタマ
2位 隕石
『S級3位 シルバーファングが戦う前に諦めた』のが最大のポイントになっています。彼の上はタツマキしか居ないため、対処できる人物はかなり限られます。メタルナイト、ジェノスの攻撃が全く効いていなかったのも、今考えると恐ろしい。
倒した人間:サイタマ
3位 黒い精子
黄金精子は負傷したタツマキと対等以上に渡り合えていましたし、通常状態でもシルバーファング、アトミック侍の攻撃をくぐり抜けています。ただ流水岩砕拳との相性は不明のため、隕石より下にしました。
倒した人間:ガロウ
4位 シュウゴウタイ
タツマキの火力でも殲滅に時間がかかるのは、かなりヤバイと思います。怪人協会の猛者を前にしても、「10秒あれば片付けられる」と強気の姿勢を崩さなかった彼女でも、街を守れない。本人は完全な無傷とは言え、建物の壊滅度からも個体の攻撃力も高そうなので、他のヒーローなら地獄を見ていたはず。
倒した人間:タツマキ
5位 エビル天然水
サイタマのパンチでも死んでいない、明確な攻略方法がないなど、厄介さが随一の敵でした。火力自体はそこまで高くなさそうです。
倒した人間:サイタマ → 豚神
6位 ホームレス帝
シルバーファングをも戦闘不能にする殲滅力。 スピードが遅く射程距離の狭い相手に無双できる超攻撃特化型の怪人でした。タツマキやフラッシュなどのS級実力者には敗れそうですが、そもそもその二人より強い怪人が存在するか微妙なので、順位を上げています。
倒した人間:ゾンビマン(正確には自滅)
7位 育ちすぎたポチ
サイタマ、シルバーファングの攻撃を食らっても特に損傷がない様子の打たれ強さ。クロビカリ戦闘前のガロウが危機感を感じて逃げるなど、実力者たちと交戦して普通に生き残っている点が評価できます。
倒した人:なし
8位 嫌なピエロ
アマイマスクを一方的に蹂躙し、変身を解除させる状態にまで追い込んだ強敵です。戦闘のデータは少なめですが、変身解除後のアマイマスクでも瞬殺とまではいかなかったため、この順位にしています。
倒した人間:アマイマスク
同率9位 ブサイク大統領
意外と戦闘場面が少なく、ジェノスより実力が上である様子のみ確認できます。
倒した人間:シルバーファング
同率9位 ハグキ
同上です。
倒した人間:シルバーファング
11位 鬼神ミラー
A級ヒーロー達がこぞって逃げ出すレベルではありますが、S級との戦闘でないのに損傷を受けた点が、少し他のレベル竜より劣るかもしれません。
倒した人間:サイタマ
12位 メルザルガルド(ボロスの部下)
シルバーファング、アトミック侍、金属バット、ぷりぷりプリズナーのS級4人を前にしてかなり粘りました。しかし、誰にも傷を負わせることはできずに終わったため、順位は下げています。S級相手にしっかり戦えているので、レベル竜かと思われます。
倒した人間:シルバーファング
13位 闇の大家族
ジェノス単体でギリギリ討伐できる程度。となると、まだまだ上のレベル竜は確実に存在するはずです。メルザルガルドとは比べるのが難しいですが、『ジェノス1人で倒せるか』を考えて下にしました。
倒した人間:ジェノス
14位 ヘビースモーカー
ジェノスより順位の低いタンクトップマスターが劣勢ながらも戦えていました。災害の規模は大きそうですが、純粋な腕力はそこまで脅威でないのかも知れません。
倒した人間:フラッシュ
15位 ウナギドラゴン
レベル竜と初めて対峙したブルーでも単独で何とか倒すことができました。スーツの力が大きいとは思いますが、戦闘経験はプロヒーローに劣るとは思うので、順位を下げています。
倒した人間:ブルー
16位 サイコス
現状のレベル竜の最下位はサイコスだと考えています。フブキの数枚上手の出力を持つ超能力者という解釈で良さそうですね。戦果はガロウの油断を誘って倒す、タツマキに不意打ちをかます。念力の扱いも下手くそな様子なので、必殺性に欠けるかも知れません。
倒した人間:フブキ
順位不明の怪人
ボロス(サイタマ撃破)
サイタマ以外との戦闘描写がないため、測定不能です。マジシリーズを使った事実はあるので、隕石と鬼神ミラーへの一撃が『マジ殴り』でなかった場合、それ以上の実力と評価できます。
ケンザンネズミ(タツマキ・サイタマ撃破)
登場から死亡までが最も早かったレベル竜の可能性があります。相手がこの二人なら仕方がない。
阿修羅カブト(サイタマ撃破)
進化の家は下っ端のモスキート娘で災害レベル鬼でした。そこのトップですので、阿修羅モード使用時はレベル竜でもおかしくありません。サイタマは鬼と竜の区別がついて無さそうなので、初期の怪人の災害レベルは意外と高かった可能性があります。
深海王はレベル『竜』なのか
災害レベルが鬼で止まっている深海王。ぷりぷりプリズナーに圧勝、当時のソニックとジェノスと互角と、判断が難しいところですが、今回はレベル鬼と仮定しました。
S級の実力下位(プリズナー、初期ジェノス、ゾンビマン)はレベル鬼にも手こずる気がするので、竜認定するにはデータ不足に思えます。
こんなところですかね。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
個別漫画紹介#03 「Thisコミュニケーション」(六内 円栄)
こんにちは。
今回はThisコミュニケーションという漫画を語りたいと思いますが、まだ2巻しか出てないので、こんな設定だよというのだけ紹介したいと思います。
普通に1話目とか試し読みしていただいた方が早い気がします。
設定①敵「イペリット」
突如、地球から湧き出し人類を滅亡寸前まで追い込んだ生物。
長野県の山奥の研究施設を除き、地上は彼らの出す毒ガスに支配されている。
設定②研究施設
約80年前の大戦で作られた研究所。倫理観に欠ける研究内容のため、建物自体は地面の下に隠されており、イペリットの侵攻を免れた。研究者200名がその中で生活している。
主人公のデルウハが訪れるまで、地上が壊滅的な状態にあることを知らなかった。
設定③「ハントレス」
研究所が抱える6人の兵隊。人間離れした怪力を持つが、耐久力は普通の人間と変わらない。不死身。再生時に直近1時間の記憶が消えるという特徴がある。世界最後の軍隊。
登場人物①主人公「デルウハ」
軍人。計算高く、サラミとパンを食べる生活を守るためなら、どんな犠牲も厭わない。
【目的】
基地を守るため、ハントレス達に連携した攻撃を覚えさせたい。自分の印象操作のために平気で彼女たちを殺し、記憶を消す。
登場人物②「所長」
ハントレスを作り出した人。
軍事の指導者を欲していたが、デルウハのやり方には引いている。
登場人物③「ハントレス達」
元は普通の子供であり、施設により薬漬けにされ戦士となった。精神的に未熟で、自己の存在を肯定するために、とにかく他者を出し抜こうとする。
長女:いちこ
長女のため気配り上手だが、戦闘能力は低め。デルウハの大砲が倒れていることに気づいて修復するが、弱みを見せまいとしたデルウハに殺される。
次女:にこ
お調子者。サボり魔。
三女:みち
無口。帽子を被っている。
四女:よみ
戦闘能力が高い。生意気。戦闘中に誤ってむつを殺してしまい、デルウハに相談するも、早く立ち直るための手段として殺される。
五女:いつか
よみの仲間殺しを目撃したため、口封じとしてデルウハに殺される。
六女:むつ
ぼっち。イペリットの侵攻規模と仲間の犠牲が釣り合わないため、デルウハを疑っている。
(本作は六等分の花嫁と置き換えていただくことも可能です)
面白い点「怪力少女を頑張って殺す」
デルウハは普通の人間であるため、ハントレスとまともにやり合う力はない。
・主に不意打ち
・そいつだけ死ぬような作戦を立てる
イペリットという本命の敵がいる中で、忙しく暗躍し、ハントレス達を殺していく。
面白い点「殺ったあとに信頼度がUP」
思い通りの駒を作るため、ハントレスの印象を細かく気にするデルウハ。
殺した後「こういった言葉をかけるべきだった」と、都合の良いルートを探りながら、彼女たちの信頼を獲得していく。
以上のように何もかもバグっていて、今後の展開が非常に楽しみな作品です。
ぜひチェックしてみて下さい。
電子書籍を紙と同じように読むために欲しい機能
こんにちは。
皆さん、電子書籍を利用する際は
タブレットを縦にして1ページ表示で読むタイプか
タブレットを横にして2ページ同時表示(見開きの状態)で読むタイプか
どちらでしょうか。
僕は基本的に1ページ表示(左)で、絵が繋がっている見開きのページのみ、一回タブレットを横向きにして、2ページ同時表示(右)に切り替えています。
何故、そのような面倒な読み方をしてるかと言いますと、電子で2ページ同時表示(以下、見開き表示)で漫画を読み進めるのに、個人的に違和感を覚えるためです。
電子と紙の見開きの違い
これは電子書籍を使い始めて気づいた点ですが、私が紙で漫画を読む際は、『読んでいない方のページ』は、意図的に角度をつけて、視界から外している事に気がつきました。
(紙で右のページを読む際の例)
しかし、電子の見開き表示だと、当然ですがこのような物理的に折り曲げて読む方法が使えないため、常に2ページ全体が視界に入った状態で、読み進めることになります。
ここは本当に個人の感覚になりますが、私は2ページ同時表示で、片方ずつのページに集中して読むのが、かなり苦手です。どうしても左側のページ(先のページ)に目線がいってしまい、快適に読み進められない。そのため、電子書籍は1ページ表示で読んでいます。
最近では、画面を中央で折り曲げて使う端末も出た話も聞いたりしますが、コストや画質、端末の重量を考えると、まだまだ漫画に向けての実用化は遠い気がします。
実際、画像のような端末が来てくれれば一発解決なのですが、私なりに『こういった表示機能が欲しい』という一人の漫画好きとしての希望を書いてみます。
ページを片方だけ『非表示』にする機能
これです。これがめっちゃ欲しい。
具体的に書きますと、白に近い灰色とか、漫画を読むのに邪魔にならない色で、『左側のページを覆っている状態』で読み始めたい。
これを左右にスライドさせて、ページを進めていくシステムが一番望ましいです。
更に付け加えると、タップもしくは上に向けてスライドなどで、覆いが外せて瞬時に見開き表示に戻せる仕様が良いですね。
画像のように、ページそのものが分かれていても、『右のページに対しての反応を左で描く』という演出も漫画では使われるため、そういった表現も潰さない、臨機応変な表示ができれば最適に思えます。
もちろん、『絵そのものが繋がっている見開きページ』は最初から覆いなしでダイレクトに表示できると完璧ですが、流石に全てのページを自動で識別して表示していくのは難しそうなので、ひとまず手動で。
何故そこまで電子の見開きにこだわるのか
これは私の個人的な考えですが、『見開き表示でないと正しく読めない』漫画は多く存在すると思います。
例にとって
アスペル・カノジョ 7巻
プラネット・ウィズ 1巻
弱虫ペダル 64巻
から、一部場面を引用して少し解説しようと思うので、ネタバレが嫌な人は、記事を閉じてください。
そこまで重要な場面は出さないよう配慮はするので、まあオーケーという人のみ、記事を進めてください。
2回連続の見開き
これには驚かされました。一回画面を横ににして見開き表示 → 戻す →また見開き表示 と、めちゃくちゃモタついた読み方となってしまいました。
また、左右のページの情報量も偏っているので、ここを四分割して読むのと、二分割して読むのでは、作品の体験として天と地ほどの差があると思います。
一部ページを跨いだコマ
これは幸い、紙で読んでいたので大丈夫でしたが、見開き表示でないと、1コマ目が次のページに繋がっている事が分からずに読み進めてしまい、理解が遅れそうです。
右側だけだと混乱する見開き
これは弱虫ペダルです。実は私の『電子見開き恐怖症』もここからスタートしてます。
この人の漫画はその辺を全く考えてないので、圧倒的に紙がオススメです。
このように、電子書籍を読むときの表示ひとつで、印象がガラリと変わってしまう作品が多数存在します。
漫画は体験なので、そこを余計な要素で邪魔したくないんですよねー。
「もう紙で買えや」というのがご最もなのですが、無限に紙で所有できる人って結構限られている気がします。私は2,300冊が限界。
遅かれ早かれ電子書籍はもっと普及してきて、いろいろと進化していく業界だとは思うので、なるべく『紙』に寄っていって欲しいですね。
ありがとうございました。
【解説らしきもの】小路啓之「束縛愛」の最後の数字について
こんにちは。
小路啓之さんは本作で7作目になりますが、オチが分からなかったのは初めてなので、少し考えてみたいと思います。
後述しますが、個人的には「作者がそこまでちゃんと考えてない」説が一番有力だと思うので、正解がない(と思われる)中での、気楽な見解となります。
①ミオリの数字について
・最初の数字 → 0
・最後の数字 → 1
問題はこの1がユウゴに対するものか、くくるに対するものなのか、という事ですが
私はユウゴへの1でないかと思います。
まずタイトル通り、本作はミオリからユウゴへ向けた束縛"愛"の話ですし、数字が変わっていた場面で
「カゴの中の鳥が外に出た」「ココからワタシの束縛愛がはじまる」
とユウゴに対するモノローグが入り、1巻が終わっています。ただ望むものは対等な愛でなく、ペットとしての主従関係であったため、事情を知っているくくると結婚というオチになったのではないかと思います。
もしかしたら、子供を作れないユウゴに新たな主人を与えるために、くくると結婚という手段をとったのかも知れません(なかなか最低な考え方ですが、作者ならやりかねない)。
ミオリとくくるが両思いであった事実は、ミオリ本人からは確認がとれずに完結となってしまったため、ここの真実は迷宮入りとなっています。
②ユウゴの数字について
・最初の数字 → ♾ +1
・途中の数字 → 1
・最後の数字 → 2
まず最後の2という数字ですが、
ミオリとユウコであることは間違いないと思います。
くくるという線も捨てきれませんが、最終話のユウゴのユウコへ向ける笑顔が、そういうオチな気がします。親友という割にはくくるの扱いが雑でしたし、そこに絶対的な愛情はない気がします。
くくる側も「ユウコはボクにとって"も"大切な存在だ」と言っているので、ユウゴの2には納得している様子です。
問題は ♾ +1という数字です。
これは正直全く分からないです。ただくくるもユウゴも自分で確認した自身の数字が『複雑な数式』であったのに対して、見えるもの同士で確認しあうと1になっていました。
このことから自分の数字だけは抽象的な数列にしか見えてないという設定が出てくる訳ですが、それに関する設定ミスが ♾ に繋がるのではないかと考えています。
いろいろとここへの考察はあると思いますが、
・ユウゴの数字が ♾ + 1から1へ変わった瞬間の描写がない(家出前→転入後にしれっと変わっている)
・上記の家出期間中に、特に心動かされるような展開がなさそうである
ことから、私はそもそも ♾ に意味がない説を推します。 冒頭に書いた「作者がそこまで考えてない」説もここが理由になっています。
③くくるの数字について
最初の数字 → 0
最後の数字 → 1
最後の1ですが、これはミオリに向けられたものなのは間違いなさそうです。
数字が変化したのがユウゴに出会う前でしたし、ミオリにフラれる妄想で泣く、最後に結婚している、など、証拠は揃っている気がします。
では、なぜユウコが大切な数に入っていないのか、という問題ですが、別に数字に入れる存在ではなかったからではないかと思います。
皆さん忘れられると思いますが、そもそもこの数字は個人の価値観で、犬の散歩の回数であったり、作ったプラモデルの数であったり、「愛する人」に限ったものではないという事です。
物語の構成上、数字=愛する人みたいな空気になっていますが、この数字が本来意味するものは「大事にしているモノ」なので、全員バラバラで良いはずです。
くくるはもともと数字が0の変わった人間であり、同じ0の人間のミオリに惹かれるところから物語が始まりました。よって、頭上の数字が0で自身がシンパシーを感じた人間が最後の1を表しているのではないでしょうか。
この理屈であれば、数字が1になったくくるは、もう数字が増えることはないと言えます。
④そもそも数字の意味
ミオリの1は自分のペットの数
ユウゴの2は自分の主人の数
くくるの1は自分と同じく0である人間
と仮定することもできます。
最終ページの
「すぅーじのいちぃはー」「なぁーーにぃ?」の場面も、いかにも伏線回収っぽいですが、もしかしたら1には様々な捉え方がある=数字には大きな意味がないのが、最終的な作品のメッセージかも知れません。
いや、何度も言うけど、小路啓之さんはそこまでは考えてない気がします。
単純にコメディとして面白い作品でした。読んでいただき、ありがとうございました。
俺マン2020まとめ
こんにちは。
俺マン2020、今年は開催されるのか少し不安でしたが、無事に継続となって良かったです。ハッシュタグがないと呟けない指示待ち人間なので。
過去の3回の俺マンは、初回2017年の冒頭にまとめてあるので、そちらを見てください
俺マン2020:継続編
連載中のものです
1位 血と灰の女王(4年連続投票)
まあこれは推しなので。本来は12巻に収録されている展開で評価したいです。11巻時点でも盛り上がりエゲツないですが、これがまだ嵐の前の静けさでした。爆売れ寸前の作品だと勝手に思っています。
2位 チェンソーマン
これは今年に手を出した作品ですが、今年のチェンソーマンは凄かった。特に9巻は一冊を通して雰囲気作りがされていて、意識飛びそうになるほど最高でした。
3位 アンダーニンジャ(2年連続投票)
花沢健吾さんは僕にとってバイブル的な存在で、少年誌アンチな姿勢が特に尊敬できます。そんな先生が今回は内容思いっきりバトル漫画で、何してんだ最高だと思っていたら、「ジャンプみたいなことはやめろ」という、敵味方を一蹴するセリフでぶち上がりました。
4位 弱虫ペダル
マウンテンバイク編の年になったと思っていますが、その中に登場する新キャラ4人が、ロードレースの人間に負けないくらいに最高でした。特に吉丸雷音の勝ちへの執着、妹とのレースにかける情熱は、類を見ない美しさでした。
5位 スキップとローファー(2年連続投票)
4巻。文化祭編ですね。瞬間最大値で言うと、過去1番の候補に挙がる作品です。4巻はコマ割りというよりかは、その中の人物の表情の輝かしさが説明不能なほど素晴らしかった。めちゃくちゃ良い漫画です。
6位 アスペル・カノジョ
ずっと面白い漫画ですね。特に8巻の米子編は教科書に載せて良いレベルの内容でした。9巻からまた新たな不安要素が登場したので、どうやって乗り越えるのか、はたまた逃げる選択を取るのか、楽しみなところです。
7位 ワールドトリガー
過去最高の、これ以上にないほどの、「つまんないウソつくね」でした。ワートリのランク戦は全員が努力していて、その総量が他より多く、かつ状況と噛み合ったチームに軍配が上がるシステムです。負けたチームも、判断ひとつで勝てていた事実が、戦い後の救いになる。
8位 呪術廻戦
今年の呪術廻戦はキレていました。意外と展開がスローに見えなくもないのですが、アクションシーンが目紛しく進化しています。特に虎杖の屋内戦の場面が大好きです。相変わらず設定はボワボワしていて、勝利した理由聞いても?となる事が多いですが。
9位 ゴールデンカムイ
今年のゴールデンカムイは良かったです。21巻の衝撃展開に始まり、師匠との出会いを経て、キャラクター同士の掛け合いで幕を閉じる。意外な人物が死亡したり、洗脳済みのキャラがそうでなかったり、深みの増す内容が多かったです。本当に最後を除いて。
10位 死役所
死役所は淡々と秀逸なエピソードを積み重ねています。毎度「そこをいくのか」という環境の人間の苦しみと、彼らにしかない希望を描いています。15巻の同性愛を描いた「普通の恋人」は、決して周囲や読者の理解を求めた内容ではありませんが、心に来るものがありました。
11位 ブラックナイトパレード
「根底がギャグのミステリー」のはずでしたが、伏線回収がエグすぎて面白さに震え上がる作品です。ここ最近でバトルと恋愛とホラーも介入してきて手を付けられないのに、まだギャグを捨ててない。訳がわからない。ぶっ飛んでます。
12位 東独にいた
今年に手を出した作品です。めちゃくちゃ面白いと思います。政府側と革命側の組織が試行錯誤しながら相手を追い詰めていく内容ですが、人間離れしたアクションをどこか暗いトーンで描いていく様子が、ちょっとハンタの味がして好きです。売れるポテンシャルあると思うけどなあ。
13位 黒執事
これも今年に手を出した作品です。アクション、サスペンス、ミステリー、ギャグと、各パートごとに様々なジャンルに手を伸ばしていて、作者の描きたいように描けている印象です。28巻くらいに死ぬほどデカイ設定持ってきたので、30巻いま良いところだと思います。
14位 宝石の国
11巻ですね。いきなり話の終わりが見えてきた一冊でした。今のフォスまあ嫌いなので、他のキャラクターが活躍してるうちは読めてますが、今後どうなるかなあ。ボルツとかベニトとか、10冊溜めたキャラクターの本音が聞けたので、嬉しくなりました。
15位 ONE PIECE
ONE PIECEは79巻で止まっていましたが、今年になって5年ぶりに帰ってきました。めちゃくちゃ面白いですね。ひとつなぎの大秘宝とはなんなのか、ロジャーと時代を作った人物など、いよいよ核心に迫ってきた感じがします。個人的にカイドウ編は、最後に出した重要人物の動かし方しだいな気がするので、次巻が楽しみです。
16位 はしっこアンサンブル
5巻で出てきたヤバさ全開の新キャラが良かったです。著者は主にげんしけんしか知らない状態で読んでいますが、個性的なキャラクターが多かった前作から、更にズレた人物が多くて好きです。主人公が嫉妬心に囚われたり、意外とマイナスな個性が多く、それぞれの立ち回りを楽しく読めます。
17位 おおきく振りかぶって
去年発売の32巻がえらい衝撃展開で、その後の2冊ですか。34巻は特に野球以外(巡り巡って野球には繋がる)の要素が充実していて新鮮でした。基本的にそういうのほぼない作品なので、遅めですが個々の志がやっと出てくるのも、充電期間としてはベストの運びでないでしょうか。
18位 ゴールデンゴールド
今年のゴールデンゴールドはようやくマンネリからの脱出を果たしたと思っています。今まで話の方向を匂わせるだけで6冊使っていて、流石に飽き飽きしていましたが、7巻の最後で話の目的が見えてきた気がします。ここからラストまでまた大変そうですが、頑張って欲しい。
19位 ハクメイとミコチ
7巻がそんなにハマれなくて、去年は投票しませんでした。しかし今年は大当たり。キャラクターの日常の供給具合が絶妙で、少し離した視点の効果で、自分が作品に介入しているような気持ちになれます。ハクメイの新たな一面がここに来て見れるのは嬉しい。些細なことですけど。
20位 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(2年連続投票)
結構読み返しました。増えてきたキャラクター達が一堂に会する場を設けて、それぞれの相性やパワーバランスが見えてきた一冊ではないでしょうか。相変わらずなんでこんなに百合コメディを真剣に読んでしまうのか分かりませんが、考察が止まない作品です。絵文字の活躍具合がイマイチでした。
21位 スーパーベイビー
今年に手を出した作品です。ウシジマくんの結婚詐欺師?の犯人の話ではないですが、口が立つ、他人を支配することに特化したタイプの悪人に丸め込まれていく恐怖感は半端ないです。洗脳を解くには第三者の介入が必須条件ですが、そこすら潰してくる。肝が冷えた漫画でした。
22位 峠鬼
これも今年に手を出した作品です。一気に読んだので忘れましたが、漫画で"時間を巻き戻す"演出をする作品、例外なく好きかもしれません。3巻は霧の中の話が一番好きですね。いやこれは1〜2巻から語りたいなあ。本当に凄い漫画だと思います。
俺マン2020:完結編
今年に最終巻が出たものです
1位 鬼滅の刃(3年連続投票)
1位ですねー。誰がなんと言おうと、僕の今年の1位は鬼滅の刃です。完璧すぎる最終回でした。もう一回人気投票やったら、伊之助がだいぶ上に行くんじゃないかなあ。鬼滅の時代に生きていて良かった。
2位 A子さんの恋人
長々と追っていた漫画です。やっと完結で、6巻の時点で相当もたついてるように見えたので、予想通りの完結となりました。しかし、終わってみると寂しいし、最後のページが何度もフラッシュバックするのもこの作品です。良い最終回でした。
3位 優しくしたい。
全1巻の漫画は毎回迷いますが、新規でなく完結枠として扱っています。いじめにひたすら耐えて、怒りを希望に変えて生きていく少年の話ですが、重さとセリフの熱さに心を打たれました。こういう感情をマグマの温度でそのまま流し込んでくる漫画、決して多くはないと思います。
4位 ワンコそばにいる
これも今年面白かった漫画として外せないです。設定がイカレてるのに、まとまっている。側から見るとあり得ないほど怖い状況なのに、当人からすると嬉しい。ギャップに溢れています。話のインパクト以上に見開きの使い方とか、細かい漫画の上手さも際立つ作品です。ただ、どう人に勧めれば良いのかは分からない。
5位 たまご他5篇 光用千春作品集
著者初ですが、正直みくびっていました。シュール系を期待していたら薄い絵柄で淡々と不満を綴っていて、重すぎる話に引きずり込まれました。最後の自殺を考える中学生とか、広がる青空の感じとか、少ない線で景色が伝わるのは何故だ。いや、とにかく凄いです。
6位 サイクリーマン
うーん今年の完結枠なかなか凄いですね。これは理想とした会話型のコメディでした。趣味で関係が広がっていくのですが、それまではただの仕事仲間なので、関係が深くなる前と後の印象の違いが見えたりとか、その辺りの細かい描写が大好きでした。3巻の新キャラ素晴らしい。
7位 1122【いいふうふ】
渡辺ペコさんの代表作となりました。著者まあまあファンで、ご自身のあとがきでも書かれてましたが「地味・雑・変」の三拍子という表現がしっくり来ます。それゆえに読む前に別に構えたりしないという面の強さがあると思います。最終回は納得の展開でした。途中が波乱過ぎたので良かった。
8位 ザ・ファブル(2年連続投票)
ファブルは完結というか第一部完という形ですね。いやー面白かったです。基本的に均一なコマ割りで、一定のペースで話を進めるのに1ページ先で何するか分からない恐怖みたいなのが常にあったので、気を抜けませんでした。二部はうーん。やる必要あるかなあ。楽しみですが。
9位 浄土るる短編集 地獄色
うーんこの人の才能もなんて言うんですかね。絵は明らかに、そこ一本での魅力は無いよう気がしますが、記号的で表情が見えすぎないのが逆に話と合っていると思います。人物の純粋さを踏みにじるような、現実味のある冷たい話、どうやってその年齢で描けるのだろう。
10位 BLUE GIANT SUPREME
BLUE GIANTの二部作目ですね。SUPREMEは第一部に劣るのではないかとか、いろいろ考えてましたけど、終わってみると最高でした。あの4人でやれる事は全てやったので、堂々と先へ進めます。最後の物語の締め方が特に素晴らしかった。
11位 ホームルーム
ホームルームもついに完結してしまいました。本当に、最後までアクセル踏みっぱなしの展開続きでした。まさかのめちゃくちゃ雑なタイトル回収にも笑いましたし、良い意味で救いようのないアホな作品だったと思います。
12位 BIRDMEN
これは今年に手を出した作品です。今までに読んできた漫画のどのジャンルにも当てはまらない気がして、非常に楽しく読めました。言うなれば設定を披露していくだけの構成ですが、個々のキャラクターの魅力がしっかりしていたため実現できた内容だと思います。最後少し急ぎ足かなー。良かったけど。
13位 開口一番!
うーん町田翠さんの漫画大好きなんですよね。黒目が小さい顔とか、髪質の感じとか、すごく温かみがあって、時間をかけて読んでしまう。落語がテーマでしたが、堅苦しくならずに上手く漫画に落とせていたと思います。紙で買っておいて良かった作品です。
14位 龍神かごめちゃん
これも今年に一気読みした漫画です。いやーめちゃくちゃ好きでした。漫画的な擬音で遊ぶ感じとか、自然にドタバタしてる感じとか、なんか知らないのに懐かしく思えました。最後にちょっと感動っぽい内容にしていたり、全体的にずっと雰囲気が心地良かった作品です。
15位 アマゾネス・キス
うーんこれまた感想が難しいですが、最終的に場面の面白さが光っていました。大事な対決だったんですけど、まあシュールでした。個々のキャラクターも頭おかしいなりに落とし所を見つけていて、謎の大団円。でも何度考えても設定からして狂ってるんだよなあ。
16位 田舎
山本直樹さんの田舎ですね。確かAmazonでの取り扱いは中止になったのかな。これがこのマンガがすごい!の13位に輝いているの、本当に大丈夫でしょうか。最高ですね。まあ描写は勿論濃いんですけど、「これは文学だ」と言ってしまいそうな謎の情緒があります。ホントです。
俺マン2020:新規編
今年に1巻が出たものです
1位 Thisコミュニケーション 既刊2巻
これは2巻でグッと心を掴まれた漫画です。相手を殺せば記憶がリセットできるギャルゲーと言えば良いんでしょうか。嫌な印象がついたら殺してやり直す、目撃者も勿論殺す。特に「これは俺がコイツに言いたかったセリフ!」で二人殺したのに笑いました。来年の『このマンガがすごい!』獲ると思います。
2位 午後9時15分の演劇論 既刊1巻
横山旬さんは変身!が個人的にめちゃくちゃ面白くて、次回作も読んでみましたが、期待以上の面白さでした。演劇サークルの活動を全て漫画に落とし込むの半端なく大変だと思いますが、上手いことやりきってる。知識と技術とドラマの全てがあり、主人公の人間性とかも全部好きです。
3位 九龍ジェネリックロマンス 既刊3巻
眉月じゅんさんは推しです。人物の表情が美しすぎますね。日常の全ての疲れから解放されます。作画が200%の良さを放つのは勿論のこと、内容もミステリーが軸になっていて、引き込まれる展開が続いています。個人的に小黒(シャオヘイ)が好きなので、3巻で掘り下げあって嬉しかった。
4位 金曜日はアトリエで 既刊2巻
笑い重視のコメディですが、無理に狙ってなくて、脱力系で初めて本気で面白いと思った漫画です。まともな発言とアホな発言をいったりきたりしたり、たまに毒を入れて話を締めたり、いろいろと細かい技術が強いと思います。めちゃくちゃ好きです。
5位 ダンピアのおいしい冒険 既刊2巻
名前だけ広く知れ渡った"海賊"という集団に属する航海士の話です。ぼんやりとしか想像できない当時の組織図とか生活とか、その辺を細かく見ていくだけでも面白い作品だと思います。キャラクターも可愛くて、ちゃんと冒険漫画して成立している。歴史苦手な僕もダンピアの"体験"として読めているので、楽しめています。
6位 愛しの国玉 既刊2巻
これぞ可愛いと可愛いの掛け合いと言いますか、新婚×猫×育児みたいな感じで、いろいろと要素が欲張り過ぎな漫画だと思います。あとヒロインが雄っぽい。割とカオスな状態になっていますが、全てを黙らせるほどの作画の美しさが際立つので、文句言う人はいないと思います。
7位 この世界は不完全すぎる 既刊1巻
個人的にフリーレンに並ぶレベルで設定勝ちな気がします。1話目で世界をぐるっと回す構成や、人間の残酷な悪意が見える演出もちゃんと入れていて、1巻で振れ幅を最大まで広げた作品です。良くも悪くも2冊目次第ですが、ダンジョン飯みたいなことやり出したら、間違いなく強いと思います。
8位 コーポ・ア・コーポ 既刊2巻
コメディを装ってはいますが、実はむせ返るほどに毒が強い作品です。2巻からキャラクターの過去が少しずつ見えてきましたが、普段の軽口叩いてる姿からは想像できないほど、苦労を重ねている人間たちでした。段階的に話が酷くなっているので、3巻も楽しみです。
9位 対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~ 既刊1巻
百合要素ありの女子校格闘ゲーム漫画です。1話目の、勝った相手に対してゴリゴリに煽る場面で購入を決めました。というのも、吹き出しの端までキッチリ文字が詰められていて、セリフの強度が一段階深めていたためです。これ柴田ヨクサルさんの十八番ですよね。絵と文字だけで内容引っ張っていく、狡いやり方。
10位 ベルリンうわの空 既刊2巻
ドイツの街並みと、そこでの生活を描いたエッセイです。いろいろと絵が可愛かったり伝え方が上手いとかあると思いますが、キャラクターデザインのセンスが突出してますよね。本当にそこが凄いと思います。内容は2巻より1巻が好きだったりするので、続刊はどうかなあ。
11位 GANTZ:E 既刊1巻
GANTZ帰ってきました。作画とかコマ割りの再現度が本当に凄いと思うので、原作と同じ期待をそのまま乗せています。あと残すは星人のデザインですね。どうかなあ。
お疲れ様でした。後半書くの思いっきり雑になりました。
「このくらいなら考えなくても書けるわ〜」と思ってましたが、数が多かった。最後の7作くらい語彙使い果たして無心で埋めました。
継続編は22作ですが、これでも絞ったんですよね。去年が全然漫画読めてなかったから、少し戻って来れて良かった。
ではまた来年〜。
DMM電子書籍の年末セールで漫画を172冊買った話
こんにちは。
皆さんは電子書籍販売サイト「DMM」の、半額セールはご存知でしょうか。
文字通り、期間限定で全ての電子書籍の漫画が半額になるセールです(正確に言うと、購入後に半額分のポイントが返って来ます)。
今回はそのセールと、初回購入者限定クーポンを併用して、電子の漫画を約1/3の値段でお得に買ってみました。
僕もよくは分かってないので、詳細は下記のサイトにて確認してみてください。分かりやすく書いてある気がします。
DMM電子書籍はクーポンとセールがお得って本当?メリット・デメリットや評判・口コミまとめました | トレデン-電子書籍トレンド情報局-
注意点は2つで
・初回クーポンは付与から7日以内に使わないとならないこと
・カートの上限により、割引き対象は100冊が上限であること
それらを踏まえて、下記の方法で漫画を172冊、買ってみました。
例) 全ての漫画を@400円とした場合
①半額ポイント還元期間に、カートに100冊の漫画を入れる。【本来の支払い金額4万円】
②購入時に、初回限定の半額クーポンを使う。【割引き後の支払い金額2万円】【100冊漫画購入】
③半額ポイント還元なので、②に対する、1万円分のポイントが返ってくる。【ポイント1万円分、付与】
④ ③のポイントを半額セールの期間に使う【1冊@200円として、50冊購入可】
2万円 ÷ 150冊 = 134円/1冊
で、お得に買い物。
※セールの内容は時期によって異なるため、事前によく確認して下さい
実際の額はこんな感じでした。
28,665円の還元が13,045pt なので、キッチリ半分ではないようです。よく分からないな。
あとはそのポイントが0になるまで買い物を繰り返しました。
そして、セールを活用して買った172冊がこちらです。
ハイキュー!!45冊
東京卍リベンジャーズ 19冊(2〜20)
天使な小生意気 17冊(4〜20)
モブサイコ100 17冊
銀の匙 15冊
ハコヅメ 12冊(4〜15)
銀と金 10冊(2〜11)
月影ベイベ 9冊
えの素 9冊 計153冊
あとまあ数合わせで新刊とかを19冊
今回かかった金額は 33,408円
と、ポイント残が200円分
1冊あたり 194円 という結果になりました。
うーん一気に積み本172冊…。
基本ゼロでやってるので、少し苦しい気もしますが、これで4〜5ヶ月は、長編漫画に困らなそうです。
ぶっちゃけ宅配レンタルの方が安いので(1冊あたり170円ほど)、かなり迷いました。返却期限がないのと、読み返せる利点があります。電子あんまり読み返さないけど。
この冊数をピックアップするのに結構、下調べに時間使ってるので、あんまり外したくないですね…。
まあ、読み終わり次第、また感想を書いていきます。
ありがとうございました。
【追記】
まさかと思いましたが、
13日セール終了なのに、15日発売の漫画の予約購入もポイント還元の対象でした。
ガバガバすぎる…
【追記②】
3ヶ月半ほどで読み終えたので、いちおう感想です。